今日の日経新聞にFXの約定率の問題が出ていました。
約定率が低いと思ったときになかなか売買できず、
結局、約定したときには不利なレートだったということも
ありえます。
日経の記事は矢野経済研究所のデータを元にしたものですが、
15社中、約定率が最も低かった会社は54.2%。
2回に1回しか約定しないということですね。
となると、いくらスプレッドが狭くても不利になってしまいます。
事実、調査対象会社の中では、スプレッドの提示が小さい会社ほど
約定率が低い傾向にあります。
約定率54.2%の会社の場合、表示スプレッドは0.8。
しかし、約定したときのレートのズレもいれた
実質的なスプレッドは1.440。
表示スプレッドのみを見て
FX会社を選ぶと、ひどいことになるかも知れませんね。
残念ながら調査対象会社の社名は公表されていませんでした。