FX会社選びの基礎講座
FX会社を選ぶときのポイントは
大きくわけて3つあります。
1■信頼性
2■手数料・スプレッド
3■売買単位
信頼性は2010年8月のレバレッジ規制によって、
より重要になりました。
これまで自己資金の200倍、400倍の取引が可能なFX会社もありましたが、
8月からは一律50倍以下となりました。2011年8月にはさらに25倍までとなります。
FX会社は投資家が売買すればするほど、儲かる仕組みになっているので、
倍率が下がって、売買量が減ると、儲けが少なくなります。
今後、破綻する会社があるかもしれません。
破綻しても投資家の資金は保護されるしくみなっていますが、
それも完全かどうかわかりませんし、ポジションはその時点で決済されるので、
不利であることは間違いありません。
信頼性を評価する方法はいくつかありますが、
一番、簡単なのはNO.1 FX会社を選ぶことです。
次は手数料とスプレッド。
手数料というのは取引、1回当たり、○円っていう感じで決まっています。
もっとも、いまのFX会社はゼロ円のところが多いですけどね。
スプレッドというのは、売値と買値の差のこと。
そう、FXには2つの値段があるんですよ。
これは金(GOLD)も一緒ですよね。
売値と買値の2つが表示されています。
売値(業者の)はいつも買値よりも高く設定されています。
差額は業者の儲けになるわけですね。
この差額のことをFXではスプレッドといいます。
通貨によってスプレッドは違います。
手数料もスプレッドも安いほうが利益が出しやすくなります。
でも、「すべる」という問題も最近、話題になって、
表示されている手数料とスプレッドでは判断も難しくなりました。
3つめの売買単位は1万通貨単位のところがほとんどですが、
最近は1000通貨単位でできるところも多くなりました。
最初のうちは1000通貨単位でチャレンジするほうが
損失が小さくできるので、いいかもしれません。
1万通貨なら1回しかチャンスがなくても
1000通貨なら10回に分けて売買できますからね。
注意しなければいけないのは、手数料。
手数料がゼロになっているFX会社でも1000通貨で売買するときは
手数料が必要なことも多いので、十分確認してください。